• スケジュール管理はクリティカルパスを意識する

    スケジュール管理では、クリティカルパスを強く意識するようにしましょう。クリティカルパスとは、作業の所要時間が最長の経路です。



    クリティカルパスは作業に依存関係があり、Aというタスクが終わらなければBというタスクに着手できない、といったタスクの経路を管理する上で必須の考え方です。スケジュールを管理すると、一つ一つのタスクの長さで考えてしまいますが、実際は全体で最長の経路を意識しなければなりません。

    なぜならば、この最長の経路を超えると、スケジュールが破綻するからです。



    Aが終わらなければBというタスクに着手できないが、CとDも完了していなければBのタスクは着手できない場合、Aをいくら早く終わらせてもCとDが終わらない限りBには着手出来ません。

    もし、AとCとDの作業で、Dが最も長い期間を要するとした場合、AとCはDに掛からない程度であれば遅れは許されます。



    しかし、Dのタスクは遅延が許されません。
    ですので、クリティカルパスに影響が出そうなタスクに人員を割くなどの対応をする必要があるのです。一つ一つのタスクの洗い出しも重要ですが、ゴールまでの経路、すなわちタスクの依存関係を考えずにスケジュールの設定を行うと破綻してしまう可能性が高まりますので注意が必要です。
    また、依存しない作業の洗い出しにもなりますので、手が空いてしまう人をクリティカルパスのタスクにあてるなど、見やすくなるのでメリットが大きいのです。